ケンオールブログ

ケンオールは、オープンデータを活用する際に問題となる様々な課題を解決するソリューションとして、オープンデータの利用者に使いやすい環境を提供するプラットフォーム型サービスです。ケンオールは、株式会社オープンコレクターが開発・運営しています。 https://kenall.jp/

ケンオールAPIバージョンの更新とご対応のお願い

ケンオールAPIでは、APIリクエスト/レスポンス定義のAPIバージョンの違いを指定する「APIバージョニング」方式を採用しています。

APIバージョニングの詳細については、次のURLをご参照ください。

このたび、ご提供するAPIバージョンを見直すこととなりましたので、お知らせいたします。

以前こちらのブログの記事でアナウンスさせていただいた際には、以下の主旨のご説明をしておりました。

  • 互換性維持のため、全既存ユーザーの作成済みAPIキーのデフォルトバージョンに 2022-09-01 を設定した。
  • 新規に作成したAPIキーはデフォルトでバージョンが 指定なし となり、最新バージョンが設定される。

今回影響を受けるお客様は以下となります。

  1. APIキーのデフォルトバージョンが 指定なし となっている。
  2. APIキーのデフォルトバージョンが 2022-09-01 となっているか、もしくは、ケンオールAPIのご利用時に明示的にバージョン 2022-09-01 を指定している。

a. APIキーのデフォルトバージョンが 指定なし となっているお客様向けのご対応のお願い

APIバージョンが 指定なし である場合の実効バージョンは、その時点での最新のバージョンである旨をアナウンスしておりましたが、お客様への影響を考慮し、実際には 2023-09-01 が実効バージョンとなっておりました。

2025年5月30日 00:00 (日本時間) をもちまして、APIバージョンが 指定なし である場合の実効バージョンを、2025-01-01 に変更いたします。この変更は、複数バージョンを維持することが困難となってきており、サービスの安定性の向上を目標としております。

当該バージョンの変更点につきましては別記いたしますが、API バージョン 2025-01-01 をご利用になる際、ケンオールJavaScript SDKをご利用の場合は、アップデートが必要となります。誠にお手数ですが、最新の v2.0.1 にアップデートをお願いいたします。

SDKのアップデートが困難などの状況の際は、デフォルトのAPIバージョンを 指定なし から 2022-11-01 以降のバージョンに変更してご利用をお願いいたします。

b. APIキーのデフォルトバージョンが 2022-09-01 となっているか、もしくは、ケンオールAPIのご利用時に明示的にバージョン 2022-09-01 を指定しているお客様向けのご対応のお願い

APIバージョン 2022-09-01 につきましては、2024年12月31日をもちまして廃止とさせていただいておりました。2025年10月1日 00:00 (日本時間) をもちまして、完全にご利用いただけない状態となりますのでご注意ください。具体的には、以下の措置を実施いたします。

  • 2025年10月1日をもちまして、デフォルトバージョンに 2022-09-01 を指定しているAPIキーは、すべてデフォルトバージョンが 2022-11-01 となるように強制的に変更されます。
  • 2025年10月1日以降に、APIバージョン 2022-09-01 を指定するAPIリクエストは、 APIバージョン 2022-11-01 を指定するものとして処理します。

この時点で対応が難しいお客様につきましては、延長サポートを個別にご提供いたしますので、ケンオールサポート宛にご連絡いただければと存じます。

APIバージョン変更点のサマリー

〜2025年5月29日 23:59:59 2025年5月30日 00:00:00 2025年9月30日 23:59:59 2025年10月1日 00:00:00
デフォルトのAPIバージョン 2023-09-01 2025-01-01 2025-01-01 2025-01-01
ご利用いただけるAPIバージョン
  • 2022-09-01
  • 2022-11-01
  • 2023-09-01
  • 2024-01-01
  • 2025-01-01
  • 2022-09-01
  • 2022-11-01
  • 2023-09-01
  • 2024-01-01
  • 2025-01-01
  • 2022-09-01
  • 2022-11-01
  • 2023-09-01
  • 2024-01-01
  • 2025-01-01
  • 2022-11-01
  • 2023-09-01
  • 2024-01-01
  • 2025-01-01

バージョン 2025-01-01 における変更点

  • 法人番号APIの法人情報のレスポンスにおいて、 close_cause の型が string から number に変更になりました。これは、 2024-01-01process correct kind hihyoji について同様の変更を実施していたのですが、 close_cause についての対応が漏れていたことによるものです。
  • 銀行情報APIの支店番号に対応する「支店」のレスポンスについて、これまで単一の支店情報のみを返していたところを、複数の情報を返すよう変更しました。これは、ある支店番号について複数の支店が対応するケースに対応するものです。

最後に

ご不明な点は、ケンオールサポートまでお問い合わせください。