ケンオールブログ

ケンオールは、オープンデータを活用する際に問題となる様々な課題を解決するソリューションとして、オープンデータの利用者に使いやすい環境を提供するプラットフォーム型サービスです。ケンオールは、株式会社オープンコレクターが開発・運営しています。 https://kenall.jp/

2022年1月21日の接続障害に関するお知らせ (第1報)

日本時間の2022年1月21日9時23分ごろから10時36分ごろまで、ケンオールの提供するAPIサービスが正しくない応答を返す事象が発生しておりました。原因については引き続き調査中ですが、対応の経緯および現在明らかになっている内容を技術的な部分も含めお伝え…

徹底解説!郵便番号データの処理方法

日本郵便様が公開している郵便番号データを利用しやすくするには、複雑な加工処理が必要になります。 ケンオール通信では、過去数回に渡り、郵便番号データの処理方法を解説してきました。 本シリーズの締めくくりとして、今までの解説をまとめて紹介します…

ケンオール通信第14号:括弧つきの町域(4) 京都の通り名

ケンオール通信第13号:括弧つきの町域(3) 小字、かぎ括弧、区切り文字の処理では、括弧内の処理のうち、小字、かぎ括弧、区切り文字の処理方法について紹介しました。 今回は京都の通り名の処理を紹介します。 データは、記載がない限り2021-11-30のデータ…

ケンオール通信第13号:括弧つきの町域(3) 小字、かぎ括弧、区切り文字の処理

ケンオール通信第12号:括弧つきの町域(2) 丁目や番地の処理では、括弧内の処理のうち、丁目や番地などの数字情報を処理する方法について紹介しました。 今回は、小字、かぎ括弧、区切り文字の処理を紹介します。 データは、記載がない限り2021-11-30のデー…

ケンオール通信第12号:括弧つきの町域(2) 丁目や番地の処理

ケンオール通信第11号:括弧つきの町域(1) 括弧の内側と外側の分割では、括弧を含む町域を持つ郵便番号レコードの処理の前半部分として、主に括弧外の住所処理について紹介しました。 今回は、括弧内の住所処理を紹介します。 データは、記載がない限り2021-…

ケンオール通信第11号:括弧つきの町域(1) 括弧の内側と外側の分割

今回は、郵便番号データ内の括弧と括弧外の分割について紹介します。 データは、記載がない限り2021-05-31のデータを用いています。 ケンオールでどのようにパースされているかは、こちらのデモから試してみてください。 括弧つきの町域のパターン 町名 + 括…

ケンオール通信第10号: 町名を空にしなければいけない町域

今回は、郵便番号データ内の町名を空にしなければいけない町域について紹介します。 データは、記載がない限り2021-05-31のデータを用いています。 ケンオールでどのようにパースされているかは、こちらのデモで試せます。 以下に掲載がない場合 ○○一円 ○○の…

boardの法人住所検索機能にケンオール法人番号APIが採用されました

先日リリースしたケンオール法人番号APIをクラウド型業務・経営管理システム board様に導入していただきました。ありがとうございます。 図1 boardの法人住所検索画面(board様のブログ記事より引用) board様のブログ記事には以下のように紹介されています…

ケンオール法人番号APIをリリースしました

国税庁が公開する法人番号データをAPIで提供するサービス「ケンオール法人番号API」をリリースしました。 法人名を検索できるAPIデモはこちら 法人番号データとは? 法人番号とは、国税庁によって全ての法人(国内・国外合わせて500万件以上)に付与された13…

リリース半年の振り返り

ケンオールを今年の2月8日にリリースしてから半年が経ちました! ご利用いただいている皆様、応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。 郵便番号検索APIサービスとして始まったケンオールも、この半年で新しい機能・サービスが少しづつ追加…

自己IPアドレス確認APIの無償提供を開始しました

自分のPCやサーバーに設定されたIPアドレスを確認するためのAPI、「自己IPアドレス確認API」の提供を開始いたしました。 ケンオールのアカウントがあればどなたでも無償でご利用いただけます。 使用方法は、/whoami エンドポイントにリクエストを送信するだ…

ケンオール通信第9号:(その他)の処理

今回は、郵便番号データ内の(その他)を含むレコードの処理について紹介します。 データは、記載がない限り2021-05-31のデータを用いています。 ケンオールでどのようにパースされているかは、こちらのデモから試してみてください。 前回の記事はこちらです…

ケンオール通信第8号: ビル名の処理

今回は、郵便番号データ内のビル名の処理について紹介します。 データは、記載がない限り2021-05-31のデータを用いています。 ケンオールでどのように郵便番号を処理しているかは、こちらのデモから確認してみてください。 前回はこちらです。 PyData Osaka …

PyData Osaka Meetupでケンオールについての講演を行いました

2021年7月3日、PyData Osaka Meetupにてケンオールについての講演を行いました。 この講演では、以下のような内容について発表しました。 住所と郵便番号 郵便番号データの複雑さ ケンオールの紹介と、技術アーキテクチャ概要 スライドはこちらです。 docs.g…

ケンオール通信第7号: 日本の住所の構造と郵便番号データ

ケンオール通信第4号では、郵便番号データの処理方法の最初の一歩として、複数行の結合について紹介しました。データ処理の続きを説明する前に、まず日本の住所とはどういう構造になっているかを紹介します。 日本の住所の構造 郵便番号データの住所構造 京…